前回の記事では、タイムラプス動画って何、おすすめ被写体、一般的な撮影方法について紹介しました。
この記事では、タイムラプス動画を撮影する中で私がいろいろな方法を試し、圧倒的に綺麗で簡単に撮影できる撮影方法・機材をご紹介します。タイムラプス動画を作ってみたいと思って方はぜひご覧ください。
↓前回の記事。こちらもご覧ください。
目次
タイムラプス動画作成のおすすめの方法・機材
私がおすすめしたいタイムラプスの撮影方法をご紹介します。前回の記事で紹介した一般的方法では、まずレリーズの付いている一眼カメラを購入しなくてはなりませんが、安くても10万円くらいはします。また、レリーズも別途購入が必要、静止画はパソコンで別途ソフトで処理(結構、高負荷な作業です)をしなければいけません。
タイムラプスを撮影したいならソニーのカメラ!
タイムラプス動画を撮るには、ソニーのカメラが断然おすすめです。
その理由を一つ一つ説明していきましょう。
① タイムラプス専用アプリが使える。
ソニーのカメラは、「PlayMemories Camera Apps」というカメラ内で使用できるアプリをダウンロードして使用することができます。その中の一つに「タイムラプス」アプリがあります。
このアプリが使えるカメラは、NEX-5R NEX-6 NEX-5T ILCE-7 ILCE-7R ILCE-5000 DSC-HX400V DSC-HX60V ILCE-6000 DSC-RX100M3 ILCE-7S ILCE-5100 ILCE-7M2 DSC-RX100M4 DSC-RX10M2 ILCE-7RM2 ILCE-7SM2 DSC-RX1RM2 ILCE-6300 DSC-RX10M3 DSC-RX100M5 ILCE-6500。
やや上位機種です。しかしながら、高級一眼だけでなくても、やや高級コンデジといった機種であれば対応しています。
テーマで選んで、設定簡単
このアプリの使い方は非常に簡単で、アプリを立ち上げ、「雲」「夜空」「夕焼け」などのテーマを選択できます。
このテーマを使うことで、細かい色合いなどの調整は最適なものにしてくれます。もちろん、カスタムというモードもあり、詳細に自分で決めて設定することもできます。撮影間隔は連続から60秒で設定可能。撮影枚数も指定もできます。
動画を自動作成し、保存
撮影したものは、静止画としてはもちろん保存できますが、動画を作成し保存もできます。
静止画で保存した場合は、動画にするにはパソコンでソフトを使って結合して動画にするという工程を踏まなければなりませんが、撮影が終わればもう動画として完成しているのです。
動画の保存形式はAVI形式です。
② 充電池に頼らず、外部からの給電に対応している。
タイムラプス撮影は、数時間も撮影時間がかかるのは当たり前のことです。
そこで問題となるのが、電池切れ問題です。いくら高級な一眼カメラであっても外部電源に対応しているものは少ないです。
ソニーのカメラには、外部から電源を得ながら撮影をし続けることができる「給電」に対応しているカメラがあります。私が愛用している「RX100」シリーズはその一つです。
RX100シリーズでは、マイクロUSB端子が備えられており、そこに充電器を接続すると、充電池が入っていなくてもカメラが作動し、撮影をすることができます。また、モバイルバッテリーからも給電しながら撮影することができるのです。
モバイルバッテリーから給電しながら撮影を続けられるので、電源がない場所でも長時間の撮影が可能なのです。
私が使用している組み合わせは、カメラ「SONY DSC-RX100M3」とモバイルバッテリー「Anker Astro E1 6700mAh」です。
※給電できる電源・モバイルバッテリーはカメラの機種との相性があり、組み合わせによってはできない場合もありますので、事前よく確認してください。
あとがき
最後に私が横浜の大桟橋で4時間×2日間で撮影した動画を掲載します。
撮影機材は、先ほど紹介したカメラ「SONY DSC-RX100M3」とモバイルバッテリー「Anker Astro E1 6700mAh」のコンビです。
撮影に時間がかかり大変ですが、撮影が終わって映像を見ると想像以上に絶景で幻想的な映像が完成しています。興味を持っていただいた方はぜひ挑戦してみてください。
↓前回の記事。こちらもご覧ください。
コメント
綺麗に撮れていますね。
私も挑戦しているのですが露出がトラッキングできずに失敗続きで困っています。
http://hirai.ddns.net/phpbb3/viewtopic.php?f=4&t=696&sid=82b0bd3b7194b39cfc9c5853ba1e65e1
コメントいただきありがとうございました。
記事を拝見させていただきました。
私はそこまで専門的なことは分からずただカメラ任せにとっているだけなのでお恥ずかしい限りです。