Googleのスマートスピーカー「Google Home」が日本にも上陸するとのニュースがありました。今、各社が続々とスマートスピーカーを発表されており、スマートスピーカー元年と言ってもいいのではないでしょうか。ここから各社のシャア争いが始まりそうです。
今回は、スマートスピーカーって何?というところから、現在大手メーカーGoogle、Apple、Amazonが発表しているスマートスピーカーの特徴を記事にしました。
スマートスピーカーとは何か
スマートスピーカーは、家庭内のスマホ、パソコンだけでなく家電等とも無線で接続され、接続された機器の操作を音声で行ったり、音声で質問するば答えてくれたりします。
サイズ的にも大きいので、持ち運ぶものではなく、まさに「家電」になります。
人工知能AIを搭載しており、Appleの「Hey! Siri」やGoogleの「OK! Google」と話しかけるだけで、調べてくれたり操作してくれたりと会話で「お願い」を聞いてくれるんです。ドラえもんにはまだまだ遠いですが、会話によって生活を助けてくれるデバイスなのです。
今やスマートフォンをほとんどの人が持つようになりましたが、次はスマートスピーカーが一家に一台になると言われるほど今注目されているのです。
Google 「Google Home」
Googleが作ったスマートスピーカーが、日本でも2017年10月に発売が予定されているようです。アメリカでは2016年10月には発売されていましたが、いよいよ日本にも上陸ですね。主な特徴を紹介します。
- 「OK! Google」でお馴染みのGoogleアシストで、手で触れることなく操作できます。質問をすれば答えてくれます。さらには、声の識別されるので、家族内でも一人一人にあった対応・回答をしてくれます。
- 話しかけるだけ電話をかけることができます。ここでも声の識別されるので「ママに電話して」と言っても、誰にとってのママなのかをしっかりと識別してくれます。
- 質問への回答はGoogleの情報から得たものなので、天気、渋滞情報、経済情報、スポーツなど常に最新の情報が提供されます。
- 音楽やラジオ、youtubeなど様々なコンテンツへも話しかけるだけで再生できます。スケジュールの管理もお任せできます。
- Chromecastがあれば、リビングテレビでyoutubeを再生してと話しかけるだけで、テレビを準備してくれたり、対応するスマート家電ならエアコン調整、電気のオンオフもできます。
- デザインも家にあったものに合わせられるように、Google Homeの下部の色は7色の中から選ぶことができます。
- 上面は4色に光って可愛らしいです。この上面ではタッチ操作も行うことができます
- 価格は130ドルなので日本では15000円くらいになる?
- サイズは直径9.6cm、高さ14.3cm、重量はおよそ477gです。小さくて軽いです。
Apple 「HomePod」
2017のAppleの発表会WWDCで発表されたスマートスピーカーです。まだ、詳細は未知数ですが、数日後に迫った発表会では新しい情報が出るとの噂があります。現時点でわかっている特徴をまとめてみます。
機能面ではGoogleなどの他のスマートスピーカーと大きくは変わらない感じですが、Apple製品との親和性は一番いいでしょう。日本での発売は未定のようです。
- 音楽を聞いたり、会話をしたりするデバイスなので、スピーカーに非常に力をいれて開発されたようです。深みのある低音の為に大型のウーファーと、360度の方向に向けられた7つのツイーター搭載されています。どんな音なのか気になりますね。
- マイクは6つの指向性マイクを搭載し、このマイクを利用して、音の反射などから室内空間を分析をし最適な音を作り上げてくれます。
- Appleではお馴染みのSiriにいろいろお願いすることができます。音楽、ニュース、天気教えてくれたり、アラームのセット、スケジュールの管理などもしてくれます。
- HomeKitと呼ばれる家電と接続できる機能を搭載した家電なら、HomePodから音声操作をすることができます。エアコンとか照明とかとか。
- A8チップが搭載されています。
- 上面はSiriが起動した時のような虹色に光ります。
- 色はホワイトとスペースグレーの2色展開。Appleらしい2色ですね。
- 価格は349ドルなので、日本では4万円越えになりそうです。
- アメリカなどでは2017年12月に発売が予定されているようです。日本ではまだ未定。
- サイズは、直径142mm,、高さ172mm、重さ2.5kgとGoogle Homeより一回り大きくズッシリしています。
Amazon 「Amazon Echo」
アマゾンが開発したスマートスピーカーで、アマゾンの人工知能「Alexa」が搭載されています。アマゾン独自のSiriやGoogleアシスタントのようなものです。
アメリカでは既に2014年末には発売されている商品で、品切れ続出だったそうです。まだ、日本版は登場していませんが、どのような特徴があるのか紹介していきます。
- 音声アシスタントAlexaを搭載し、音楽の再生やニュースなどを調べてくれます。Kindkeの読み上げもしてくれるようです。
- Amazon EchoではApple製品で「Siri」と呼ぶように、掛け声は「Alexa(アレクサ)」です。
- 海外ではSiriよりも音声認識精度が高いとの評価も多いです。
- アマゾンだけあって、注文履歴から再注文をしたりと買い物機能も充実しています。
- 他のスマートスピーカー同様、対応した家電の操作も音声で行うことができます。
- 価格は180ドルなので、日本では2万円強くらいかも。Google、Appleのスマートスピーカに比べると安いですね。
- サイズは直径約8㎝×高さ23.5㎝、重さは1045g。
あとがき
Google、Apple、Amazonの大手ネット企業が本格的にスマートスピーカーの分野に乗り込んできました。今回紹介した3機種は、初代iPhoneのような歴史に残るスマートスピーカーになるのではないでしょうか。スマホのように人々の生活になくてはならない商品となるのかこれからが注目です!